【「第28回1万人の第九」;レッスン4】”練習番号S”箇所から曲の終わりまでを学習《大阪駅新11番のりば初訪問》
緊急の鉄的話題などがあったりして遅れてしまいましたが、去る10月28日(木)に行われたレッスンのことについて書こうと思います。
28回目を向かえる今年の「サントリー1万人の第九(10000人の第9)」に係る、私が所属する「大阪5」クラスに於ける4回目レッスンです。
この日は、訳あって早めの自宅出発となりました《その”訳”については何卒ご勘弁を…》。
自転車で6~7分のところにある街中の小さな郵便局に立ち寄って若干のお金を引き出し、それからJR線の自宅最寄駅へと向かった私。
結果として、これまでより2~3本早い電車で天王寺まで出て、更に阪和線から大阪環状線に直通する関空・紀州路快速に乗り継いで大阪へと出ることが出来ました。
大阪駅到着後も時間的な余裕があったので〔本当は早めにレッスン会場に着くのが私の精神面で不安だったため(←?)〕、新装オープンとなってから1度も足を踏み入れることがなかった、「サンダーバード」を初めとする特急列車などが発車する11番のりばへ。
石造り基調の広々としたホームに電球色の蛍光灯───懐が深く落ち着いた感じの造りに生まれ変わっているような印象を受けました。
この新しい11番のりばのレールはかつての10番のりばのレールだったような・・・改札をくぐり阪急梅田駅に向かう仮設(?)の歩道橋を歩いていると、昔の11番のりばのレールの上に張り巡らされていた架線などを支えていた架線柱の痕跡(柱だけが残っている)を見ることが出来、昔の11番のりばのホームとレールを埋め、その隣にある昔の10番のりばのレールを現在の11番のりばのレールとすることであのような広々とした、そして堂々とした造りの新ホームが実現できたみたいですね。
人混みから離れて佇んでいると、確かに落ち着いた感じがして、何だか心が休まりそうな感じ・・・
レッスン開始時刻が迫ってきたため新11番のりばを辞去した私は少し早足気味のペースでレッスン会場の梅田東学習ルーム体育館(特別研修室)へ。
正門前から玄関ロビーをのぞき込んでみると、そこには数人のクラス生の姿が。
私もその姿を追うかのように入館し、何とかスリッパに履き替えて出欠受付へ。
出欠チェックを受けながら受付スタッフからテノール内に於けるパート分けについての申告を求められた私は、昨年に引き続いて「テノール1(High)」を申告。
そのあとに場内入りしてみると、すぐに準備運動が始まり、まもなく”隣の人の肩たたき”へ。
けれども人の群れの後ろに佇んでいた私は、群れに入ることをせず、その様子を見守るだけに終始していました《どうしても不安感というか恐怖心のようなものが先立ってしまう…》。
そのあとは顔の体操、引き続いて発声練習へと移り、本題の「第九」レッスンへと入りました。
この日発声練習は1・3・5各度の音階により行われていましたが、その中で5度音階で2オクターヴにわたって「アアア~」と発声させる練習では、途中から両手を頭の後ろに持っていき、真ん前に向いた状態で発声させる試みが行われました。
前方に声を響かせることを狙いにしていたのかな───喉に負担をかけないためでもあったような・・・よく覚えていないし(自爆)
本題の「第九」レッスンでは、いよいよ、残る”練習番号S”箇所の始まりから曲の終わりまでの部分の学習が行われました。
”練習番号S”の箇所───795小節目の、歌詞でいえば「Deine Zauber, deine Zauber …」に始まる箇所です。
この日の「第九」レッスンは小刻みに進行していきました。
初めのところは歌詞の一節(というか一語句?)ごとに徐々に強くする形でクレッシェンドをかける方法を教わりましたが、ちょっと手こずってしまったかな・・・
でも、わかりやすいやり方でいい印象を抱きました。
続いて強めの音(手元のカワイ版合唱スコアでは”ff”指定になっている)で歌う「Alle Menschen, Alle Menschen, …」のあたりからだったか、人数比較的少なめな私たちテノール・パート、後にはバス・パートに対し、パート別練習の際に音取りもかねて有元先生がリズミカルに誘導、時に場内の笑いを誘ったりもしていました。
私も内心恥ずかしかったかな───表面上はにやけていましたけど(ォィ)
この”練習番号S”の箇所では、小刻みにレッスンが進行したものの、特にしつこく繰り返したところは無かったように覚えています《記憶違いに対するツッコミ歓迎》。
ただ、”S”の最後、混声合唱から4人のソリスト陣に再び引き継ぐ場面に於いて、有元先生が、ここのところはソリストに気持ちよく「どうぞ!」と言って道を譲るが如くに歌う、という風なアドバイスをしていたことが印象的でした。
”練習番号S”箇所の次は、いよいよ最後の「Prestissimo」から始まるところ《851小節目以降》。
ここのところも、先ほどの”S”ほどでは無いにせよ、小刻みにレッスンが進行しました。
この箇所に於いてもしつこく繰り返した部分は無かったのですが、865小節目から868小節目にかけてのところでは、パート毎の音型から「お調子者のソプラノとテノールに対してガミガミガミガミたしなめるアルトとバス」という構図になっているという旨のことを有元先生が話していたことが印象的でした。
印象的とでもいうか、内心面白かったとでもいうか・・・
あ、ここまで書いたところでふと思い出したのですが、有元先生、2回ほどレッスン中にとちってしまい、舞台に向かって右手の袖に小走りに(コミカルに?)駆け寄っては舞台袖にもたせかけて”反省”のポーズを見せたりして場内の笑いを誘っていました。
どこでとちったかは忘れてしまいましたが・・・・・・
レッスンの締めに、この日学習した範囲をもう一度通して歌い〔勿論起立状態で〕、この日のレッスンは幕となりました。
休憩は”練習番号S”箇所のレッスン途中に入りました《「Prestissimo」から始まる箇所はレッスン後半で学習していました》。
いつものように体育館玄関から暗闇に潜む本館(旧校舎)の姿を眺めてました。
その体育館玄関右手の、ヤンマーの銘板の嵌め込まれている側に新たに目にしたこの注意書き。
”お忍び”で他クラスの受講生が入ってくるのだろうか・・・
で、この日の連絡ボードに配布物デスクの様子。
4回目というのに、何となく寂しい感じ・・・・・・
レッスンからの帰りは、いつものように学研都市線とおおさか東線をまわるルートをたどりました。
途中、放出の駅で、前回と同様、対抗する貨物列車の姿を見ましたが、今回は貨物列車のほうが遅れ気味だったのか、おおさか東線の電車が放出を発車してもなお放出駅・京橋方面ホームを通過している姿が見えました。
ちょっと残念だったなぁ・・・
次回、5回目のレッスンは「11月11日(木)」。
いよいよ「第九」合唱部分の総ざらい(総復習)を兼ねた、有元クラス名物の”シャッフル練習”が始まります《というか、この日のレッスンの終わりに有元先生からその旨の告知があった》。
そして、次回以降、公演本番前日と当日に通用する出演者用座席券の交付が順次行われることになるでしょう。
どの席に割り当てられても「1万分の1」(というか”1万人の大合唱団の中の一員”)という立場に変わりないわけだから、悔いが残らぬよう、残り2回のレッスン、そして尼崎に於ける佐渡練を大事にしようと思います《わざわざ言うまでもないことなのですが…》。
<(_ _)> ありがとうございます。応援よろしくお願いします <(_ _)>
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