【第28回「1万人の第九」出演記;1】HDD廃棄&リサイクルで躓く・・・本番前日のリハで大阪城ホールに向かう途上
昨年(2009年)の7月に「万九」協賛社であるサントリーホールディングスと、同業種で既に上場しているキリンホールディングスとの間で経営統合交渉に入ったことが報道され、最終的に今年2月に交渉自体破談に至ったわけでありますが、このことで一時「1万人の第九」というイヴェント自体の消滅を懸念したこともありました。
また合唱参加者募集に対する応募総数も昨年比で減らしてしまっていますが、それでも例年通り開催され、充実したコンサートとなりました。
尤も、その一方で、少し残念なことも一つありましたが───それについては追々。
今年は、公演本番前日・当日とも、事前の予報通りとでもいうか、見事なまでの好天に恵まれました。
そのため、私自身、この2日間は共に自転車を自宅から走らせました───気楽ですし、また気合いも入るかなと思ったりして・・・
一方で、相変わらずとでも言いますか、今年も時間の読みに於いて甘さもありました。
そのため2日間とも時間を気にしながら必死(?)にペダルをこぐという有様───何だか自分自身で”苦行”を作り出してしまっているような感じがします(苦笑)
時間に余裕を持たせて行動する───う~ん、私自身正直言って相変わらず苦手なところがあります(悲)
で、今回から、28回目を迎えた「1万人の第九」への合唱出演のため大阪城ホールで過ごした2日間について順次綴っていきます。
まずは本番前日「12月4日(土)」の夕刻に行われた総合リハーサルから。
今年は「16時集合→16時30分開始」というスケジュールとなっていました。
ところで、実はこの頃、私自身、日本橋筋電気街(堺筋、でんでんタウン)で済ませておきたい用事を別途一つ抱えていました。
というよりは、その時、事実上「そこでしか済ませられない」用事と私自身考えていたのですが・・・
ハードディスク(HDD)の廃棄処分───それもリサイクルを前提とする廃棄処分です。
勿論、自宅にある金槌などを使って、自分自身で費用をかけずにHDDを物理的に破壊してしまうことも可能であり、ネット上でも情報としてさんざん紹介されてきています。
けれども、HDDを金槌などを使って物理的に破壊するのがプライバシー保護などの観点から有効なことは、情報に接するうち私の知るところとなっているけれども、そうしてHDDを破壊した後の処理はどうするのか───ネット上では一般的なゴミとして捨ててしまう事例も紹介されているみたいですが、私自身はというと、単にゴミとして捨てて終わりとするのではなく、最終的にリサイクルされることを望むところがありました《今でもあるんですけどね…》。
というか、私自身、記憶装置の一つで精密機械でもあるHDDを、物理的に壊して単なるゴミとして捨ててしまうことに対し、正直抵抗感を感じるところがあるのです。
そこで、多少の費用がかかってでも、HDD単体でリサイクル前提に廃棄処分してくれるところをネット上で探していました《パソコン本体の処分(リサイクル)のついでにHDDも廃棄処分してくれるところは幾つも見つかるのですが…》。
すると、某大手PC量販店に於いてHDDを初めとする記憶メディア(装置)の物理破壊サービスの類を店頭サービスの一環として実施していることが判明───そしてこのサービスでは、破壊後のHDDの処置について、店側で無料引き取りしてリサイクルに回すという選択肢も用意されていることもわかり、関心を抱くところとなりました。
しかし、このサービスを受けるためには最低でも天王寺駅乃至は「でんでんタウン」にまで出る必要があり、郵送で依頼してくれるところも併せて探索、1カ所めぼしいところを発見し、問い合わせのメールを出して見るも梨の礫という有様。
結局この某大手PC量販店で提供されている物理破壊サービスの利用を考えるようになり、幸いにも好天に恵まれた本番前日、自転車にて大阪城ホールに向かう途中に遠回りして立ち寄るという格好で行ってみることにしました。
当初は「総合リハーサル」開始時刻を考えて昼の15時前に自宅を出ることを考えていましたが、何やかんやしているうち、自宅を出たのは昼の15時10分頃。
それでも、とにかく行ってみよう、ということで、開始時刻を気にしつつ必死に自転車を漕いで「でんでんタウン」へ。
そして、でんでんタウンから一つ入った通称”オタロード”沿いに構える某大手PC量販店一店舗の近くに自転車を停めて店内へ───サービス自体の性格から考えるとサポート窓口あたりで扱っているのでは、と何となく思っていた私は店内の階段を上がってサポート窓口へと足を運びました。
そのサポート窓口に通ずる通路の壁に物理破壊サービスの案内掲出を発見───どうやらここでやってくれてそう、と期待を新たにしていました。
けれども、私の考えが甘かった・・・
サポート窓口は2つ設けられているのですが、2つとも埋まっている上、手前に置かれている整理券発行機には「待ち人数”1”」との表示も見え、更には埋まってしまっている2つの窓口のうちの1つにしか係員の姿が無く、その唯一姿を見せている係員は対応に時間をかけている様子。
この時点で、大阪城ホールに於ける「総合リハーサル」開始時刻まで残り20分───もしこのまま待ち続けていたら遅刻確定となってしまう。
下手すると、この場所に於いてリハ開始時刻を迎えてしまう羽目にもなりかねない・・・・・・
せっかくHDDを自宅から持ち込んできているだけに少し悩みましたが、結局断念してそのまま店をあとにし、大阪城ホールに向けて改めて自転車を漕ぎ始めました。
既に開始時刻まで20分を切る中で、堺筋を地下鉄堺筋本町駅あたりまで北上、本町1丁目交差点で右折して松屋町筋、谷町筋などを次々とぶち抜いてNHK大阪放送会館(大阪放送局)を角に要する馬場町交差点へと抜け出て、そこで左折。
実はこの馬場町交差点にさしかかった時点でリハ開始時刻を過ぎてしまっていたみたいです(涙)
そして、ここからは大阪城公園の外縁(というか大阪城の外濠)沿いを走り、次いで大阪城京橋口の更に北寄りに設けられている大阪城公園出入りゲートから公園内に進入、銀杏並木の中を走り、やがては大阪城ホール南玄関前に到達するわけでありますが・・・
この続きは次回以降の記事にて───スミマセン!
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