JR九州『九州新幹線準備室』WebサイトでN700系'青磁'仕様車両の熊本搬送の模様紹介…8000番台・第R5編成か
九州新幹線・鹿児島ルート(博多~鹿児島中央)全線開業まで、残り60日を切っていますね。
博多駅の新しい駅ビル「JR博多シティ」もビル内装工事を残すのみとなっている模様であり〔駅ビルは鹿児島ルート全線開業9日前にあたる3月3日に開業〕、その一方で鹿児島ルート全線開業のPRのため、同ルートが通過する3県に関係するゆるキャラ3体と主要駅3駅(博多・熊本・鹿児島中央)の駅長らで結成したキャラバン隊が大阪・岡山・広島の各駅を廻るなど、全線開業に向けての雰囲気作りもヤマ場を迎えつつあることを印象づけられるところです。
それはさておき・・・
今日(1月19日)、JR九州が運営している『九州新幹線準備室』Webサイトを訪れてみると、トップページの目立つところに「12/4(土)~6(月)新幹線陸揚げ&運搬レポート…」という文字が躍っているのが目に入り、早速立ち寄ってみると・・・
『新幹線陸揚げ&運搬レポート!』というタイトルにて、豊富な写真たちと動画1本も交えながら、克明に陸揚げの様子を伝えるであろう記事がそこに見えました。
早速一通り目を通してみると───N700系”青磁”仕様量産車両編成(JR九州保有分・8000番台)が12月4日午前中から6日にかけて熊本港に陸揚げそして熊本総合車両所へと搬送されていった模様なのですが、熊本港に着岸してから2台のクレーンで1両ずつ陸揚げを行い、そして夜間に例の熊本総合車両所に至るルートを辿って搬入されるところまでが事細かに伝えられていました。
記事本文の最後にはフォトギャラリーのコーナーも設けられているのが見えました。
なお、陸揚げ前日(12月3日)には全国的に荒れた天候だったみたいで、予定通りに陸送出来るか否か懸念していた様子───そういえば、その更に前日(12月2日)に尼崎にて「サントリー1万人の第九」に係る”佐渡裕レッスン”を受講していた時には雨模様だったのは覚えているけど、12月3日のこちら大阪の天候はそんなに荒れていなかったような…
ところで、この12月4日に熊本港に着岸そして陸揚げされて搬送されていったN700系8000番台車両編成、編成番号が何だったか突き止めるべく該当記事を読み込んでみるも、何処にもその記述は見当たらず、更に掲載されている写真画像や動画を突き詰めてみても、編成番号の特定につながるような手がかりは見つかりませんでした。
それで、外部サイトや「2ちゃんねる」筋も含めて調べてみたところ、どうやらこの日陸揚げされたのは第R5編成だったみたいです。
そして「2ちゃんねる」筋からの情報によると、今日現在に於いて熊本総合車両所にはN700系”青磁”仕様量産車両編成・JR九州保有分で第R7編成まで搬入が終わっている模様。
ちなみに同じくN700系”青磁”仕様量産車両編成のJR西日本保有分(7000番台・S編成)についても7本目(第S7編成)まで搬入を終えている模様。
つまり、3月12日のJRグループ定例ダイヤ改正に合わせて全線開業となる九州新幹線・鹿児島ルートと山陽新幹線を跨いで運転される新しい新幹線列車「さくら」と「みずほ」に向けて投入されるN700系”青磁”仕様車両は、これで計14本揃ったことになります。
なお当初計画では、JR西日本保有分となる7000番台車両(S編成)は19本、JR九州保有分となる8000番台車両(R編成)は10本、それぞれ製造されることになっていますので、8000番台車両に関してはあと3本残すだけとなりますね。
鹿児島ルートに於ける、建設工事区間(博多~新八代)を含む全線に渡っての試運転も順調に進捗しているみたいで、今のところは、3月12日のJRグループ定例ダイヤ改正施行と共に、晴れやかな雰囲気の下で歴史的瞬間を迎えられそうですね。
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