フォト

ご来訪の皆様へ…

  •  コメント、トラックバック大歓迎です!
     ご来訪の記念に是非どうぞ(ご意見、苦情等もどうぞ遠慮無くお寄せ下さい)!

     但し、当ブログの内容・趣旨に合わない(例えばアダルト系、出会い系)コメント及びトラックバック、或いは当ブログと内容・趣旨の合うものであってもこちらへのリンクの無いトラックバックにつきましては、当方の判断により、予告なしに削除する場合がありますので、予めご了承下さい。

     また放送番組等のダビング依頼についても、著作権の問題等により、基本的にお受けしておりませんので、併せてご承知置き下さい。

     当ブログサイトに掲載の各記事については、可能な限り、正確を期しておりますが、当ブログサイトに掲載の内容を利用して行う一切の行為について、当サイト管理人は何ら責任を負うものでは無いことを予めご承知おき下さい。

携帯電話から当ブログにご訪問される方々へ
《ご注意》

  •  当ブログではパソコン(PC)からの閲覧を前提として運営しています。
     そのため、携帯からアクセスされた場合、記事によっては本文内容の一部についてお見苦しい表示方となってしまったり、また各種動画共有サイトから引っ張ってきている動画の類など一部表示されないコンテンツ類もあります。

     

     以上の制約事項につきご承知頂ける方のみ、以下に表示のQRコード等により、ご訪問お待ちしております。

お問い合わせ先

  • piano-train1971◆kdm.jrnet.ne.jp

    《お手数ですが、送信の際には、上記の「◆」を半角の「@」にお書き換えの上、ご送信下さい》

気象情報(天気予報、雨雲レーダーなど)


  •  
    天気予報(全国・大阪府)と気象衛星画像(雲画像)、雨雲レーダー画像を用意しています

最近のコメント

Trackback People

  • ◎ クラシック(全般)
  • ◎ オーケストラ
  • ◎ ピアノ
  • ◎ 鉄道(全般)

新幹線

  • 【山陽新幹線】

    ありがとう0系新幹線 ブログパーツ

     『JRおでかけネット』(JR西日本)内に特設されている「0系新幹線」特集サイトへと飛びます

     

  • 【九州新幹線】

     2011年春、鹿児島ルート(博多~鹿児島中央間)全線開業予定

無料ブログはココログ

« 【「第九ひろしま2010」合唱参加記;00】広島との往復に際しての旅程立案に纏わる話。復路旅程立案で溜息・・・ | トップページ | 札幌市交等「SAPICA」市電・路線バスにも拡大、そして「Suica」も…2013年度中。JR「Kitaca」陣営、逆転の危機? »

近鉄と阪神「東記念賞」受賞…阪神なんば線開業に伴う相互直通乗り入れに対して。近鉄特急乗り入れ等の課題は?

 約2年前の2009年(平成21年)3月20日に阪神西九条から大阪難波(旧・近鉄難波)まで延伸し、路線名称をそれまでの西大阪線から既存区間も含めて改称すると共に近鉄線と1本のレールで相互に繋げた阪神なんば線───そして、同線延伸開業と同時に始まった近鉄と阪神による相互直通乗り入れ。

 

 これは、今日(1月29日)たまたま目の当たりにした、とあるブログ内記事を通じて知るところとなった話でありますが、その阪神なんば線開業と同時に実現となった相互直通乗り入れが高く評価され、去る1月28日、近畿日本鉄道と阪神電気鉄道の2社に対して日本鉄道運転協会から「東記念賞」が贈られたのだそうです。

 

 そして、この表彰話だけでなく、「日本鉄道運転協会」という団体自体の存在も前記某ブログ内記事を通じて初めて知るところとなりました(爆)

 

 

 ところで、今回初めてその存在を知るところとなった「日本鉄道運転協会」という団体について・・・

 

 当該団体は鉄道運転業務全般に関わる調査・研究・知識普及などを目的として東海道新幹線開業の5年半以上前にあたる1959年(昭和34年)1月29日に設立された社団法人であり、前記の目的を達成させるべく、現在は各鉄道事業者の運転業務従事者(社員)を対象とした運転業務に関わる各種講習会を毎年定期的に開く等の取り組みを進めてきている模様。

 

 その初代会長(のちに名誉会長;当該団体創立者?)で営団地下鉄(現在の東京メトロ)理事や新幹線基準調査委員会委員なども歴任してきた東義胤(ひがしよしたね)の遺贈金を基金として鉄道の運転業務分野に於いて画期的な功績を挙げた者(鉄道事業者?)を表彰するために設けられているのが「東記念賞」であります《余談ながら、東京メトロ(東京地下鉄)東西線の現行ラインカラー「スカイブルー」(水色)について、これはかつて営団地下鉄理事を務めていた東義胤の指示によるものであり、当時市中に出回っていたタバコ「ハイライト」の色から採られたものだそうです》。

 

 その「東記念賞」の今年の授賞式が、昨日(1月28日)、東京・飯田橋に所在するJR系列ホテル「ホテルメトロポリタンエドモンド」にて開かれた日本鉄道運転協会創立52周年記念式典の中で執り行われた模様です。

 

 

 ここで今回の「東記念賞」受賞事由となりました約2年前の阪神なんば線(旧阪神西大阪線延伸区間…「西九条~大阪難波」間)開業に伴う近鉄・阪神両者による相互直通乗り入れに関連して、その開始に至る道のりを簡単に振り返ってみますと・・・

 

 まず近鉄・阪神相互の直通乗り入れに際して、両者間相互の信号・通信システムの相違は勿論のこと、車両規格の相違も課題となっていましたね。

 

 つまり、20m・4つドアが標準となっている近鉄一般型車両に対し、阪神車両は19m・3つドアが標準───このため、一時、相互直通乗り入れ用に別途車両新製が為されるとの噂も聞かれましたが、結局は既存の車両のまま相互に直通乗り入れさせるということで合意〔珍例だそうで…〕、駅ホーム上に於ける案内放送などによりフォローすることとなりました。

 

 また、近鉄側(難波線・奈良線)に於いてはラッシュ時に10両編成による運転が実施されているのに対して阪神側では本線(阪神梅田~阪神三宮)であっても、乗り入れ開始前に於いて、終日6両編成(普通電車は4両編成)による運転となっていたことから、こちらも検討の結果、本線との分岐駅である阪神尼崎までの阪神なんば線内を10両編成対応(但し普通電車のみ停車とされた「大物~千鳥橋」間を除く)とし、阪神尼崎に於いて車両増解結を行うことで合意───これを受けて、同駅ホームの改修工事着手と共に、阪神にとって未経験の領域であった営業運転途上の駅に於ける車両増解結作業の訓練に追われることになったことも記憶に新しいところですね。

 

 そうそう、車両増解結作業訓練以前に、延伸工事自体が完成して工事区間における試運転が始まる(2009年1月中旬)以前から、近鉄・阪神双方が互いの車両を陸送し合って相手方線路上に於いて習熟運転を重ねてきたことも忘れてはなりませんね───当ブログでもネットを通じて追いかけていました(笑)

 

 

 以上駆け足で紹介してきました近鉄・阪神両者の相互直通乗り入れ開始に至るまでの道のり───その過程で立ちはばかった様々な壁を乗り越え、晴れて阪神なんば線延伸開業と同時に相互直通乗り入れを実現させたこと、そしてそれによって神戸(姫路)方面から大阪ミナミ地区を通って奈良(伊勢志摩)方面に至る直接的鉄路網が形成されて利便性が格段に向上したこと等が高く評価されたということのようですね。

 

 なお、阪神なんば線を巡っては開業初年の10月にも「第8回日本鉄道賞」を受賞しており、今回2つ目の賞を授与されたことで改めて同線のことが評価され、同線の開業に立ち会った一人として素直に喜ぶところです。

 

 折しも、この阪神なんば線の建設に於いて陣頭指揮を執っていた阪神電鉄の藤原崇起常務が、昨年12月末、なんと神戸市内の居酒屋に於ける慰労の席上で坂井信也・現社長から直々に社長就任を要請され、これを受けて4月1日付で新たに阪神電鉄社長に昇格する運びとなったとのニュースが飛び込んできています。

 

 恐らく、開業初年の「第8回日本鉄道賞」受賞に続き、今度の「東記念賞」受賞によって改めて阪神なんば線を高く評価されたことが、藤原常務の社長昇格への大きなファクターになったことでしょう。

 

 

 で、阪神なんば線といえば、さしあたっての話題の一つとして、近鉄特急の阪神線内そして神戸高速・山陽電鉄線への直通乗り入れが実現するか否か・・・というのがありますが、ここのところは沈静化しているような印象を抱くところ。

 

 現在は阪神側も近鉄特急のことを念頭に置いているのか、阪神三宮駅に於いて近鉄特急に係る特急券発売業務なども行ってきているわけでありますが、肝心の近鉄特急直通乗り入れ自体の議論については今のところ目立った進捗は見られない様子《というか関連する情報が一つも入ってきていない…》。

 

 近鉄特急といえば、ここ最近の動きとして、30000系「ビスタカー」のリニューアル施工(アコモ改造?)の進捗や、「アーバンライナー」及び「伊勢志摩ライナー」に連結されている「デラックスシート」車(JRのグリーン車に相当)に係る”特別車両料金”改定(一律料金→乗車距離別料金体系)が見られるところ。

 

 その一方、将来に目を向ければ、2年後(2013年)に控えている「第62回伊勢神宮式年遷宮」に照準を合わせての伊勢志摩方面向け新型特急用車両の開発・製造が計画されています───これについては、当ブログに於いて、阪神なんば線を経て神戸方面への乗り入れに対応させるのでは、などと勝手に予測しているところなのですが、「2ちゃんねる」筋からの情報によると、この新型特急用車両については約15億円をかけて6両編成1本を新製し「大阪難波~賢島」間で運行させると一部メディアで報じられていたのだとか。

 

 う~ん、せっかくだから大阪難波までとはいわずに三宮そして姫路まで是非、と思ってしまうところなのですが・・・まぁ2年後のことなので、この先どう動くのか、注視するのみですね。

 

 あと近鉄特急を直通乗り入れさせるに際して立ちはだかっていると考えられる課題としては、阪神なんば線内に於いて待避設備を一切備えていないため線路容量面で不安要素を抱えていること〔これについては特急以外の優等種別に於いても然りですが…〕、阪神線内に於ける特急料金の扱いの是非、そして阪神線内及び神戸高速・山陽電鉄線に於ける建築限界の問題───これらの課題に対して議論を重ね対策を提示するといった動きを未だ見せていないあたり、果たして将来に近鉄特急の神戸・姫路方面への直通乗り入れは本当に実現するのか否か・・・需要面での不安もさることながら、気になるところです。

 

 

 何はともあれ、いまは関西在住の鉄道好きの一人として、阪神なんば線開業に絡んでの近鉄・阪神に対する「東記念賞」授与につき、改めて心から祝します。

 

 近鉄特急の阪神線そして神戸高速・山陽電鉄線への直通乗り入れが実現するその時を密かに期待しつつ、これからも見守っていこうと思います

 

 

◎ 参照記事(本文中紹介分を除く)
阪神電鉄、新社長に藤原氏が昇格
阪神電気鉄道 藤原次期社長 就任要請は居酒屋 「断ったらあかんで」と言われ…
《→『阪神電気鉄道の次期社長 就任要請は居酒屋』》
阪神電鉄社長に藤原常務 坂井社長は会長に
第52回通常総会(総会資料)
関西の私鉄特急、快適さ急げ 近鉄、2階建て内装工夫
伊勢志摩観光向け新型特急車投入へ-式年遷宮にあわせて

 

 

<(_ _)> ありがとうございます。応援よろしくお願いします <(_ _)>
 ←ソーシャルブックマークです
にほんブログ村 鉄道ブログへ 人気ブログランキング「くつろぐ」 ←ランキング参加中。各1クリックご投票を!

 

【関連記事(「近鉄特急」車両に纏わること)
近鉄の高安北車庫で見た「アーバンライナーnext」・・・第UL22番編成(21122F)
ついに現る、近鉄の標準軌向け汎用型新型特急用電車22600系「ACE」…今春デビュー、そして阪神なんば線にも?
近鉄、特急用車両でまた新型車両の開発?・・・山陽電鉄線区間乗り入れに向けて本格的な行動に
新型観光特急車両開発・投入へ──近鉄、「第62回伊勢神宮式年遷宮」を意識。阪神なんば線乗り入れ対応なるか
南大阪・吉野線にも”スズメバチ”襲来か…近鉄16600系”Ace”、6月19日より運用開始。14年ぶりの新型特急用車両
22600系”Ace”、2010年鉄道友の会ローレル賞受賞…近鉄の標準軌用新型汎用特急車。気になるコンセント設置方
26000系「さくらライナー」車両リニューアル・・・4月2日、吉野特急運転開始46年目。1両を「デラックスシート」車に置換

 

【関連記事(「近鉄特急」その他のこと)
車内販売の再開(復活)、そして「阪神なんば線」開業後の直通乗り入れは?・・・”還暦”迎えた近鉄「名阪特急」
「阪神なんば線」に纏わる近鉄の話題を・・・阪神線相互直通対応工事進捗と標準軌用新型汎用特急車両の情報
近鉄電車、とうとう山陽電鉄線にまで乗り入れか・・・2010年春目途、特急列車・団体(修学旅行)列車主体で
「山陽姫路発賢島行」近鉄”姫伊特急”、実現へ・・・4両編成で、早くて2010年(平成22年)春以降運行開始予定か
阪神なんば線開業後に於ける「待避線」(尼崎~近鉄難波間)の話…近鉄”姫伊特急”運行に向けてのもう一つの課題
近鉄”名阪特急”直通運転開始50周年迎える・・・12月12日、記念キャンペーンを施行。波瀾万丈な50年の軌跡
近鉄特急阪神線直通関連の坂井阪神電鉄社長インタビュー記事…阪神なんば線開業1周年。記事内容に少々違和感
「近鉄名古屋23:15(23:05)発、津行き近鉄特急最終電車」…ある終電にこだわった動画たちを楽しむ《我流提言も?》
アーバンライナー等「デラックスシート車」料金、3月16日改定…近鉄特急。「名阪まる得きっぷ」1枚あたり換算額も変動

« 【「第九ひろしま2010」合唱参加記;00】広島との往復に際しての旅程立案に纏わる話。復路旅程立案で溜息・・・ | トップページ | 札幌市交等「SAPICA」市電・路線バスにも拡大、そして「Suica」も…2013年度中。JR「Kitaca」陣営、逆転の危機? »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

« 【「第九ひろしま2010」合唱参加記;00】広島との往復に際しての旅程立案に纏わる話。復路旅程立案で溜息・・・ | トップページ | 札幌市交等「SAPICA」市電・路線バスにも拡大、そして「Suica」も…2013年度中。JR「Kitaca」陣営、逆転の危機? »

ブログランキング

  • にほんブログ村 クラシックブログへ

    人気blogランキングへ(音楽)

    にほんブログ村 鉄道ブログへ

    人気ブログランキング「くつろぐ」(鉄道)

    応援のクリックをよろしくお願いします《最新の情報、ここには無い情報にも出会えますよ!》。

「ブックマーク」
(お気に入り)に追加

一般公募型大規模「第九」イヴェント

ベートーヴェン「第九」ポータル

  • こちらからどうぞ
    《2009.11.02.更新!》

     このブログで紹介してきたベートーヴェン「第九」演奏動画を初め、無料楽譜のこと、ダウンロードした動画などの活用方法を記しています。

演奏動画の更新履歴

視聴覚室
ベートーヴェン「第九」(交響曲第9番ニ短調作品125”合唱”)

音楽関連レポート記事

音楽と鉄道のコラボ(??)記事

私家版
鉄道ファン(マニア)
有名人一覧

お気に入りサイト集
(音楽)

お気に入りサイト集
(鉄道)