「旅名人の九州満喫きっぷ」2011年度も発売…7期目。「青春18きっぷ」ライクなきっぷ《予断許さぬ西日本運行事情》
去る3月12日の九州新幹線・鹿児島ルート(博多~鹿児島中央)の全線開業でドラスティックに変化した九州島内のJR線事情。
そんな中にあって、昨年度(2010年度)に引き続き今年度(2011年度)も、「青春18きっぷ」ライクなJR九州オリジナルのトクトクきっぷ(特別企画乗車券)で、九州島内に於ける「JR+私鉄(第3セクター鉄道含む)」の普通列車類が乗り放題となる「旅名人の九州満喫きっぷ」が4月1日から発売となりました。
この回数券型フリーきっぷは「2007年10月1日~2008年3月31日」の期間を発売・利用期間として売り出したのが始まりとなっており、その時から数えると、今回が7期目の発売となります。
どの程度の発売実績を挙げているのかはJR九州に於いて公開されないので何とも言えないところなのですが、恐らくは、そこそこの発売実績を叩き出し続けていることでしょう《さもなければ打ち切りとなってしまいますし…》。
昨年度に引き続き、今年度も年度いっぱいの”通年発売”となるわけでありますが、発売額及び効力範囲については昨年度発売分(第6期発売)と同じとのこと《詳しくはJR九州Webサイト内に掲載の「旅名人」案内ページで》。
「旅名人の九州満喫きっぷ」といえば、これの基となっているとされるトクトクきっぷ「青春18きっぷ」を思い浮かべるところなのですが、その「青春18」について今年も3季分発売となることが去る2月7日にJR旅客6社から一斉に発出されており、今後のスケジュールとして、「7月1日~8月31日」と「12月1日~12月31日」に発売されることになっています《利用期間は別途設定有り》。
これら「青春18」シーズン中に於いては、言うまでもなく、乗り継ぐエリアにより使い分けることで、お得に旅行が出来るといえるでしょう《九州島内では「旅名人」を使い、他のエリアでは「青春18」を使う───というふうに;尤も九州島内に入らなければ「旅名人」は購入出来ませんが…》。
ただ今年の場合、鹿児島ルート全線開業前日(3月11日)に発生した東日本大震災により、旧国鉄時代に製造された在来線電車車両を中心に使用されている鉄道車両用カーボンブラシの製造(製造元「日立化成工業」)を受け持つ工場2箇所(茨城県日立市と福島県双葉郡浪江町)が被災、そのため供給不能に陥ってしまっていることから、特に旧国鉄時代からの生き残りを多数抱えるJR西日本が大きな影響を受ける形となっています。
部品供給再開具合にもよりますが、今後控える2つの「青春18きっぷ」シーズンに於いては、JR西日本管轄エリア等に於ける間引き運転の影響から、幾分不自由を強いられることになりそうかな───このあたり、注意が必要ですね。
あと、これは九州から離れてしまいますが、次の「青春18きっぷ」シーズンとなる夏休み期(7月1日発売開始・7月20日使用可能期開始)が到来するまでの間に、東北・甲信越両地域に於いて何処まで鉄路の復旧が進むのか───勿論被災者たちの立場なども十分考慮しなければなりませんが、今年の「青春18」の使い勝手を考える上で、これは看過出来ないところですね《余談ながら、「北海道&東日本パス」も今年3季分の発売を決めていますが、通用エリアの大半が今度の東日本大震災の襲来を受けている格好となってしまっているため、次のシーズンである夏休み期(6月20日発売開始・7月1日使用可能期開始)に予定通り発売されるのか否か微妙なところ→「青春18」も同様?》。
何はともあれ、去る3月12日に全線開業した九州新幹線・鹿児島ルートに並行する在来線、第3セクター鉄道線などに効くトクトクきっぷは、今年度も生き続けています。
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