「第九ひろしま2011」(第27回公演)合唱団員募集要項発表・・・昨年に続き円光寺指揮。「ドイツ語集中レッスン」新設
ここ2~3日、こちら大阪では晴天ながら涼しく比較的乾いた風が吹くなど、過ごしやすい気候に恵まれています。
でも、夏を前にして、いつかはこうした過ごしやすい気候にピリオドが打たれる時が何れ来るでしょうねぇ・・・
それはさておき、去る3月11日に東北地方を中心に襲来した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の影響で全国各地で相次いだイヴェントの類の中止或いは延期。
そんな中にあって、東京などで開催された『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭2011』は当初内容から変更する等しながら開催に漕ぎ着けていたほか、大阪の「サントリー1万人の第九(10000人の第9)」も5月初頭に例年通り開催することが主催者・毎日放送(MBS)により明らかとされています。
そして更に、「1万人の第九」類似イヴェントの一つである広島の「第九ひろしま」もまた今冬開催を表明していることが明らかとなりました。
これは当該イヴェントの主催者である中国放送(RCC→MBSと同じTBS系列局)が、昨年開催分である「第九ひろしま2010」(「第九ひろしま」第26回公演)への合唱参加者に対して、今冬開催分となる「第九ひろしま2011」(同第27回公演)に係る合唱団員募集チラシをDMとして送付したことによるものです。
私の手許にも募集チラシが届きました───先週金曜日(13日)のことだったか・・・
ちなみに、この、その年毎の指揮者とソリストの顔写真を過去に開催された「第九ひろしま」舞台写真と共に並べるという表紙作成手法は、昨年開催分から採られているもの。
上の写真画像を見ていておわかりになるかと思いますが、27回目を迎える今年の「第九ひろしま」の公演日時は「12月18日(日)・15時開演」───昨年と同様、今年で29回目を迎える大阪「1万人の第九」の2週間後に開催される格好となっています。
そして今年の公演指揮者は、昨年に引き続き、円光寺雅彦が務めることになっています。
小澤征爾や山本直純らも師として仰いでいた齋藤秀雄に師事し、更にウィーンにてオトマール・スウィトナーに学んだ円光寺が「第九ひろしま」の指揮台に立つのは今回で通算3回目───なお円光寺自身はというと、今年4月から名古屋フィルハーモニー交響楽団の正指揮者に就任しています。
4人の「第九」ソリスト陣については、ソプラノ独唱のみ神奈川県出身のソプラノ歌手・市原愛に入れ替わっている他は、昨年と変わりありません
ネット上を眺める限りでは、ソプラノ歌手の市原が過去に広島県内に於いて公演を行った形跡は見当たらず、今度の「第九ひろしま2011」に於ける「第九」独唱が彼女にとっての広島”初公演”となりそうです《もし間違っていればスミマセン(ご指摘大歓迎!)》。
なお、昨年に引き続き、今年も4人の「第九」ソリスト陣とは別にゲスト出演者を招請することはしない模様。
次に合唱団員募集要項とレッスンについて。
合唱参加に際して課される参加料額は、各区分とも、昨年開催分と変わりありません───応募方法は昨年開催分から「郵便振替口座への払込」に一本化されています。
公演本番に至るレッスンの日程についてですが、広島市内会場に於いてのみ9月から11月にかけての概ね2週間間隔、都合6回にわたる「ドイツ語集中レッスン」を新たに設置していること、通常レッスンに入る前の”お試し期間”ともいわれるべき「ビギナー体験レッスン」の設定回数が昨年比で1回減らされていること・・・が昨年開催分からの変更点となります《他には、広島市内会場のみ、一部の合唱指導担当者について異動有り》。
「ドイツ語集中レッスン」の設置───歌詞一つ一つの発音(発声方)のみならず、語義についてもきちっと学ばせたいという主催者サイドの意図の表れか。
「1万人の第九」の主催者たるMBSも、このあたりは見習うべきではないかと・・・
「第九ひろしま2011」に係る合唱団員募集は、先に発表された大阪「1万人の第九」と同じく、6月1日より始まり、「第九」初心者については9月30日まで、「第九」経験者については10月30日まで、応募受付予定となっています《昨年開催分と変わらず》。
主催者である(正確には”主催者のひとつである”)RCCに於いて、応募用紙たる専用の郵便振替払込用紙が付属した募集チラシを配布している他、昨年開催分(第九ひろしま2010)に係る公式サイト内「よくあるご質問」ページに記載されている『Q.専用応募用紙でないと申込みはできないのでしょうか?』という項目から、郵便局に備え付けの青色の払込用紙に必要事項を漏れなく記入し払込することでも応募可能とみられます。
なお、郵便局に備え付けの青色払込用紙を使用する場合の必須記入項目については、現状、「第九ひろしま」昨年開催分に係る公式サイト内FAQページの『Q.専用応募用紙でないと申込みはできないのでしょうか?』項を参照されるとよろしいかと思います《念のため、今冬開催分に係る募集チラシの4ページ目・上半分に記載されている主催者問い合わせ先に一度確認されるとよろしいでしょう》。
広島の「第九」も”震災復興祈念”の名の下で開催されることになるのだろうか・・・
<(_ _)> 各1ポチしてもらえれば、励みになります <(_ _)>
←ソーシャルブックマークです
←参加中です
【関連記事(その他「第九ひろしま2011」関連)】
「”「第九ひろしま2010」→「第九ひろしま2011」”で気付いた事[1]──PR用Flash動画とレッスン会場案内ページ」
「”「第九ひろしま2010」→「第九ひろしま2011」”で気付いた事[2]──応募段階にて。些細な相違《通常払込みの事》」
「「第九ひろしま2011」(第27回第九ひろしま)合唱参加応募状況のこと・・・」
「「第九ひろしま2011」2年ぶりに第1部ゲスト出演者招請か──中国放送、目下交渉中《当方でも独自に予想してみた》」
「「第九ひろしま2011」(第27回公演)公式サイト改訂──PR動画の差し替え、レッスン風景スナップ掲載開始ほか」
【関連記事(2010年以前の「第九ひろしま」関連)】
「広島「第九ひろしま2010」(第26回公演分)の関連リンク集…2011年(第27回)開催分リンク集を兼ねる」
« 広島「第九ひろしま2010」(第26回公演分)の関連リンク集…2011年(第27回)開催分リンク集を兼ねる | トップページ | 「サントリー1万人の第九」第29回公演からのレッスンクラス新使用施設…【2】アネックスパル法円坂《市バスが便利》 »
この記事へのコメントは終了しました。
« 広島「第九ひろしま2010」(第26回公演分)の関連リンク集…2011年(第27回)開催分リンク集を兼ねる | トップページ | 「サントリー1万人の第九」第29回公演からのレッスンクラス新使用施設…【2】アネックスパル法円坂《市バスが便利》 »
コメント