「サントリー1万人の第九」第29回公演からのレッスンクラス新使用施設…【2】アネックスパル法円坂《市バスが便利》
「サントリー1万人の第九(10000人の第9)」の今冬開催分(2011年→第29回公演)に於いてレッスン会場として新たに充当されることになった施設について、交通アクセス面を中心にお話ししています。
前回(第1回)は大阪市内設置クラスに対する新しい充当施設のうち、昨年まで旧梅田東学習ルーム体育館をレッスン会場としていた平日夜開講クラスに対しての新充当施設である「クレオ大阪東」(1階ホール)をとり上げました。
2回目となる今回は、大阪市内設置クラスに対する新しい充当施設のうち、昨年まで旧梅田東学習ルーム体育館をレッスン会場としていた土曜日・日曜日開講クラスに対する新充当施設となる「アネックスパル法円坂」についてとり上げます。
なお、前回掲載記事と同様、地図データに関しては地図サイトの一つで『ゼンリン』からのデータ提供を受けている『マピオン(MAPION)』から採取したものを使うと共に、一部同地図サイトに埋め込まれている「グーグル・ストリートビュー」写真画像も使用しています。
更に今回は高低差も示す必要もあったことから、『LatLongLab』(ヤフーにて提供されているサービスの一つ)に於いて供用されている『ルートラボ』を利用して採取した地図&高低差データも使用しました。
本題に入る前に、前回とり上げた「クレオ大阪東」と今回とり上げる「アネックスパル法円坂」の両者の位置関係について以下の地図画像にて示してみますと・・・
上の地図を見ておわかりのように、これら2施設が大阪城公園をほぼ取り囲むかの如く配置しているかのように見えます。
いうまでもなく、大阪城公園の中(北部エリア)には大阪城ホールが建っているわけですから、つまり、そこで行われる「1万人の第九」公演本番をイメージしながら練習が出来る───まぁこれは私自身の勝手なイメージですが(自爆)
それはさておき、今回とり上げる「アネックスパル法円坂」についてでありますが、施設最寄り駅として、公式には森ノ宮駅(JR&地下鉄)と谷町4丁目駅(地下鉄)の2駅が案内されています。
そして、以下に示す地図から、中央大通に並行して走っている地下鉄中央線の谷町4丁目駅・10番出入口、或いは森ノ宮駅・2番出入口から出るほうが距離的に一番短い模様《公式には両駅から「徒歩8分」と案内》。
とはいえ、これら2駅から目的地にかけての道のりの途中には、緩い上り坂が控えています。
特に森ノ宮駅側から歩いた場合、目的地の直前まで上り坂が続く格好となっています。
一方、谷町4丁目駅側から歩く場合、南北に走る谷町線のプラットホームがあるあたりから中央大通に沿って東に法円坂交差点に向かって上り坂が控えています。
しかし、最も東寄りに位置する出入口の一つでもある10番出入口から歩いた場合、殆ど坂らしい坂に遭遇すること無く、法円坂交差点を過ぎ、目的地にたどり着くことが出来ます《尤も、そこに至るまでの間に、地下に於いて少なからぬ段数の階段を上がることになりますが(特に谷町線ホームから歩く場合)》。
とはいえ、施設側から公式にアナウンスされている鉄道によるアプローチは、運行本数の多さと道の単純さから、行き易い手段であるといえますね《だから公式にアナウンスしているんじゃないの、と言われれば返す言葉がありませんが…》。
以上紹介しました、施設側が最寄り駅として公式に案内している2駅以外にもう一つ、実は”最寄駅”となり得るスポットがあります。
正確には”駅”ではなく”バス停留所”となりますが───大阪市営バス「国立病院」停留所です。
場所は目的地「アネックスパル法円坂」のほぼ南西方向、国立病院機構大阪医療センター(旧・国立大阪病院)の正門から数十メートル南に行ったところ。
目的地との距離は約600m───森ノ宮駅或いは谷町4丁目駅(谷町線のりば)から歩く場合と比べて距離は少し短くなっています《ちなみに森ノ宮・谷町4丁目両駅からの距離は何れも約700m》。
上で示されている画像を見てもおわかりかと思いますが、バス停から目的地「アネックスパル法円坂」まで、殆ど坂らしい坂はありません。
現在、この「国立病院」バス停留所を通過するのは大阪市営バスの62号系統と85A号系統の2路線。
このうち62号系統は、現在、大阪駅前と、天満橋(駅前)・上本町6丁目(近鉄上本町駅前)・あべの橋(大阪阿部野橋駅・天王寺駅)を経て、住吉車庫前とを結ぶ路線として運行されており、特に大阪駅前或いは天満橋から上本町6丁目、あべの橋に向けての南行き車両は難波宮跡公園に面した停留所、つまり目的地「アネックスパル法円坂」の建っている側に停まってくれます《目的地まで信号を渡る必要無し!》。
また85A号系統は、現在、杭全(東住吉区)と玉造(駅前…JR&地下鉄)を結ぶ、杭全となんば(駅前)を玉造経由で結ぶ本家85系統の区間便として運行されているものでありますが、玉造側の折り返しとして、その少し先に位置している「国立病院」停留所などを廻って起点の杭全に戻る格好になっており、起点の杭全と途中経由地の一つである「地下鉄今里」停留所を通り過ぎる際には「玉造」行きとして案内されるものの、玉造に到着後も降車せず「国立病院」停留所まで乗り通すことが可能です《以下に示す動画が、そのことを具体的に示してくれています》。
この85A号系統は、杭全から地下鉄今里(千日前線・今里筋線)にかけての東住吉区(北部)・生野区・東成区から通う向きに適している路線といえましょう───尤も本数は極端に少なめですが(後記)。
両系統の運行本数について・・・
大阪駅前と住吉車庫を結ぶ62号系統は、区間便も含めて、土曜・日曜日(休日)に於いては1時間あたり平均4~5本運行───運行本数としては比較的多めの部類に入るでしょう《「国立病院」停留所北行・同停留所南行》。
一方、杭全と玉造を結び、玉造からの折り返しループの途中で「国立病院」停留所を通る85A号系統はごく少なめで、土曜日には昼間時間帯に数本運行されているものの、日曜日(休日)に至っては「万九」レッスンが行われている時間帯には1本も運行されていない有様《「杭全」停留所・「地下鉄今里」停留所・「国立病院」停留所》。
その上、昼間に数本運行されている土曜日であっても、「万九」レッスンの各クラス毎の開始時刻とは全般的に合わず、ちょっと利用しづらいのかもしれません《とはいえ、施設付近には大阪城公園などの時間つぶしスポット(後記)が幾つもありますので、レッスン開始までのひとときをそういったスポットでまったり過ごすのもいいかもしれません》。
ここまで「アネックスパル法円坂」に至る交通アクセスのことについて長々と書きましたが、この施設の周辺には難波宮跡公園や、中央大通を挟んで反対側(北側)に目を向ければ大阪城公園の一角や、ほぼ西北西の方角に目を向ければNHK大阪放送局が入っている大阪放送会館と大阪市歴史博物館が控えています。
その大阪放送会館と大阪市歴史博物館が共有している1階アトリウム内にはセルフサービス方式の喫茶スペース〔「シアトルズベストコーヒー」NHK大阪・大阪歴博アトリウム店;店舗は今も健在の模様(証言あり)〕も存在したりしますので、前出のスポット群と併せて、電車であれバスであれ、中途半端な時間に着いてしまっても容易に時間つぶしが出来るのでは、と勝手に思う次第。
忘れかけました───「アネックスパル法円坂」1階(A棟)にはコンビニエンスストア「ヤマザキYショップ(ヤマザキショップ)」が入っていますので、そこで適当にパンや握り飯、おやつ類、飲み物などを買って大阪城公園内のベンチなどで時間を潰すこともありかもしれません《当たり前の話ですが、ゴミは近くのゴミ箱へ…》。
最後に施設自体の話───既にご存じの方もおられるかと思いますが、「アネックスパル法円坂」は7階建てのA棟と5階建てのB棟の2棟から成っており、エントランスは中央大通に面しているA棟1階にあります《その右側に「ヤマザキショップ」店舗入口があります》。
その中で、百人単位で収容可能な空間(ホール)はA棟7階の「なにわのみやホール」と奥手に位置するB棟の5階にある「パレストラ」(多目的室…元は体育室)の2つ存在し、「1万人の第九」今冬開催分に係るレッスンに於いては、土曜日と日曜日に開講するレッスンクラス向けにこれら両空間(ホール)とも終日同時使用する格好となっています。
伴奏用に使用されるピアノについて、施設側提供資料によると、「なにわのみやホール」にはグランドピアノが、「パレストラ」にはアップライトピアノが、それぞれ備え付けられている模様。
そして、これらの空間への施設内アクセスについてですが、エレベータはA棟に2基あるのみで、他に階段がA棟に2箇所、B棟に1箇所、それぞれ設備されています。
それにしても、レッスン会場が建物の7階(「なにわのみやホール」の場合)にあってエレベータで通うことを考えてみた時、ふと、かつて北区堂島界隈に存在した毎日大阪会館南館講堂(現在の「堂島アバンサ」南隣、駐車場となっているあたりに建っていた)に於いて「万九」レッスンを受講していた頃のことを思い出しました。
私自身が初めて「1万人の第九」というものに合唱参加した1990年とその翌年(1991年)ぐらいだったか───その頃、レッスンを受けにホールに向かう際はまだしも、レッスンを終えて帰宅の途につく際になって、エレベーター前で順番待ちしたり、すし詰め状態の中で地上に降りたり・・・
ちょっと窮屈だったかなぁ、あの時───そんなこんなで、正直、今年の大阪市内に於ける土曜・日曜開講クラスは極力回避しようと画策している私自身です(う~ん…)
えらく長くなってしまいましたが、このあたりで今回はお開きにします《誤っている箇所、紹介漏れなどは遠慮無くご指摘を》。
次回は大阪市外設置クラスのうち、兵庫県内設置クラスに対する新しい充当施設についてお話ししようと思います。
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