大阪市営地下鉄御堂筋線向け30000系電車、実車出現そして緑木へ陸送開始・・・大阪市交通局。12月営業運用開始
4月下旬に大阪市交通局から公式発表された、御堂筋線に於ける30000系電車新規投入。
同線に於いて運用されてきている10系電車からの置き換えを目的に製造されることになったというこの新型車両について、去る5月9日に製造元の近畿車輛工場敷地内に於いて報道公開されたのに続き、5月24日からは製造元の近車から地下鉄四つ橋線・北加賀屋駅からつながっている緑木検車場(大阪市住之江区緑木)に向けての陸送が始まっています。
いわば、御堂筋線向け30000系電車の実車がついに姿を現した、ということになるわけですね《ちょっと寝ぼけ気味になっているような気がするけど、私自身…》。
実車を一通り眺めてみて、一番印象的なのはやはり前面形状ですね。
先行して新規投入された谷町線向け30000系電車が直線的(ストレート)な感じに塗装され造られていたのに対し、今回姿を現した御堂筋線向け30000系電車では丸みを帯びた感じに造られています。
前面の黒色部位とラインカラー塗装部位の境界に塗られている2色ストライプ帯(白と薄ピンクのストライプ)が曲線となっているだけでなく、物理的にも曲面を描いているのが見えました。
ちょっとした流線型といった感じだろうか・・・
なお、車体側面外観に関しては、ラインカラー塗装部分を除き、ほぼ谷町線向け30000系と変わりない印象です。
そして報道公開では運転台も公開されているのが見えましたが、黒基調の渋い造りになっているのが見えました。
報道公開が終わり、次に行われた製造元の近車からの陸送は5月24日から順次開始となり、今日に至るまでの間、少なくとも5両が緑木検査場に搬入されています。
ネット上に流布されてきている情報から、陸送日別に、以下に示す通りに近車から緑木検車場に向けて陸送されていきました。
【5月24日未明陸送】 31601《10号車;江坂方先頭車両》 31001《9号車》 31101《8号車》 【5月27日未明陸送】 31901《1号車;なかもず方先頭車両》 31201《2号車》 |
そして、上記で示した車番と号車番号(というか連結位置)の関係から、交通局内に於いて車両形式を現す3桁目の数字の振り方と号車番号の関係について、どうやら新20系電車の御堂筋線向け編成と同じとなっているように思えてきました。
つまり、以下に示すような連結順になっているのではないかと・・・
← なかもず (1)31901-(2)31201-(3)31301-(4)31501-(5)31801- -(6)31401-(7)31701-(8)31101-(9)31001-(10)31601 江坂→ |
何はともあれ、時代の一区切りをもたらす存在となるであろう、この新型車両30000系の御堂筋線に於ける営業運用入りに期待していようと思います。
◎ 参照記事(本文中紹介分を除く)
『御堂筋線用30000系が陸送される』
『地下鉄御堂筋線用30000系登場。』
『御堂筋線の新型電車公開 低床バリアフリー、英・中・韓国語で案内』
《→『御堂筋線の新型電車公開 低床バリアフリー』》
『大阪・御堂筋線に低床の新型車両 12月から、節電も』
『31601F陸送撮影記録 その1』
《→『31601F陸送撮影記録 その2』》
『大阪市交通局 御堂筋線用新型車両 30000系搬入』
『30000系』
『大阪市交・御堂筋線 2011/5/28』
《→『大阪市交・陸送 2011/5/29』》
『御堂筋線21系』
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