「サントリー1万人の第九」今冬開催分(2011年→第29回公演)に係る合唱団員募集要項を新聞紙上に求めて[続]・・・
前回掲載記事からの続きです───つまらぬ内容でスミマセン。
今日(5月28日)は我が家の入るマンションに於ける廃品回収日。
昨日(5月27日)は未だ紐でくくられていない古新聞類について調べた私でしたが、今朝は、廃品回収に持って行く前に、既に紐でくくられた古新聞類の中から調べました。
今朝の調査対象である既に紐でくくられていた古新聞類は、前回の廃品回収で出した分より後の日付(4月下旬)から始まり、昨日調査対象としていた古新聞類の発行日付より前(5月中旬に入ったあたり)までの間に発行された新聞紙などが束ねられていました。
毎日放送(MBS)Webサイト内に常設されている「サントリー1万人の第九(10000人の第9)」公式サイトが今冬開催分(2011年→第29回公演)の内容に更新されたのは5月2日頃のことでしたので、それに合わせて、4月30日付け以降発行分を対象に漁り調べました。
調査の結果として───「1万人の第九」今冬開催分に係る合唱団員募集記事(広告)は、5月1日以降に発行された新聞紙上に於いて、掲載されていませんでした。
インターネット接続環境を全く有しない人のために、ネット上に於ける公式サイト内容更新時期とほぼ同じタイミングで、新聞紙上でも何らかの告知が為されているものと考えたりもしていたのですが・・・
何だか、パソコンであれ携帯電話であれ、今やインターネット接続環境は国民の大多数に行き渡っていることを実感させられる思いがしてきています《改めてね…》。
応募受付開始は6月1日ですので、今日を入れても残り4日間。
この間に朝刊あるいは夕刊紙上に掲載されるのかどうか───それこそ、一昔前のように応募受付開始前日か当日の日付で発行される新聞紙上に掲載される可能性も考えられますし。
ただ、新聞紙上への募集要項記事掲載に関しては、昨年開催分では為されなかった模様であり、今年に関しても一昔前のようにはいかないだろう、という思いがあります。
言うまでもないことですが、一昔前と比べて、最近ではインターネットが広く普及してきており、放送や新聞といった既存のマスメディアに依らなくても日々のニュースの類に接することが容易になってきています《尤もそれには既存マスメディア事業者もまたインターネットを一媒体として利用してきていることも大きく作用しているように思うのですが…》。
その影響もあってか、一時期、マスメディアの一つである放送業界が広告収入減に苦しんでいたことがさんざん報じられていたものでした。
その後、在京キー局に関しては広告収入を回復させてきている様子なのですが〔東日本大震災発生前に於いて〕、東京一極集中の進捗などを背景に、地方局は依然厳しい状態が続いている様子。
在阪の放送事業者もその例に漏れない様子で、ラテ兼営局であり「1万人の第九」の主催者たる毎日放送もまた依然厳しい経営が続いている模様であり〔今年3月期決算では減収増益〕、これはあくまで噂レヴェルの話になりますが、同じ在阪の放送事業者の一つ・関西テレビ放送に吸収合併されるとの話も囁かれているとのこと《常識的にあり得ない話だけれども…》。
あ、今年7月下旬に控えている地上デジタル放送への完全移行に伴う設備投資も経営上の重荷になっていることも、忘れてはいけませんでしたね〔キー局、地方局とも〕・・・
インターネットの普及といえば、もう一つ───最近ではインターネットカフェが地方都市にも進出していていることを聞きます《実際私も宿代わりに利用した経験有り》。
勿論自宅に於いてインターネット接続環境を有する人であれば、そこからすぐにでも応募が出来るわけでありますが、ネット接続環境を有していない人(PC自体を持っていないか、PCは持っているがインターネットサービスプロバイダと契約していない人)であっても、巷のネットカフェを利用することにより、フリーメールアドレス(hotmailなど)の取得を経てネット上から応募することが可能となります《尤もネットカフェ利用に際しては会員登録等と利用毎に課される所定料金の支払いが必要となりますが…》。
私の手許に残っている昨年開催分までの合唱団員募集要項を見る限りでは、ネット上からの応募に際して必要となるメールアドレスに関して、「12月末まで有効なメールアドレス」であることを求めてはいるものの〔「なるべく普段お使いのメールアドレス」とも〕、フリーメールアドレスを連絡用アドレスとして登録することを禁じる規定は何処にも見当たりませんでした。
取得したフリーメールアドレスについては少なくとも12月末まで失効させないよう注意して管理する必要はありますが、それさえ気をつければ、ネットカフェを利用することにより、変な話、自宅にPCを一切持たなくとも「1万人の第九」公式サイトを通じて合唱団員等募集の情報に接することが出来、且つインターネット経由での合唱参加応募も可能となるわけです。
以上のことから、主催者側としては一昔前と比べて新聞紙上に募集要項を掲載することによるメリットは享受しにくくなってきていると考えているのではないか、と推測出来るところ。
よって、昨年に続き、新聞紙上への掲載は行わない公算が高いと考えることができるわけです。
それにしても、合唱参加応募は往復ハガキのみ(個人参加の場合)だった頃を知る身の一人としては、この10年の間に応募形態が時代の流れに沿って変質してきていることを改めて実感させられています。
何はともあれ、そろそろ受講希望クラスを決めねばなりませんね。
◎ 参照記事(本文中紹介分を除く)
『関西民放は全社が増益 11年3月期決算』
『【徹底検証!地上デジタル放送】第57回 変調!放送局経営④~準キー(在阪・在名)の状況~』
『「関西テレビ」がまさかの「毎日放送」買収説』
◎ 参照記事(本文中紹介分を除く)
『携帯電話の普及率推移をグラフ化してみる(2010年版)』
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