『N響アワー』今年度にて放送終了──放送期間約32年。新年度から『ららら♪クラシック』《『オーケストラの森』は?》
昨年秋あたりから更新頻度がガタ落ちで、今年に入ってからは更にペースを落としてしまっています。
ここのところ、自宅のパソコンの改良(?)についかかりっきりになってしまっていたものですから・・・
ゴメンナサイ。
で、今日私の知るところとなった話でありますが・・・
音楽好きでもある私にとって数少ない馴染み深きテレビ番組の一つであり、現在毎週日曜日の夜にNHK-Eテレで放映されている『N響アワー』が来月いっぱいで〔つまり今年度(2011年度)限りで〕放送終了になると、一部のテレビ情報誌が報じています《NHKサイドでも公式に表明》。
つまり、今春の番組改編により姿を消すことになったというわけですね。
ウィキペディア解説によると、この『N響アワー』、新交響楽団を前身とし戦後NHKからの援助を受けるようになり今日に至っているNHK交響楽団(N響)による演奏を紹介することを主な目的として1980年4月26日に放送開始───う~ん、日付から考えて、やはり同年に於ける春の番組改編に合わせて放送開始されたということか。
そして、この『N響アワー』の放送開始前には、現在当該番組が放送されているのと同じ時間帯に於いてどのような番組が放送されていたのか、ふと知りたい気持ちに駆られ、ネット上で探し求めてみたのですが、出てきませんでした(自爆)
何はともあれ、馴染み深い『N響アワー』が終焉を迎えることにつき、正直一抹の寂しさを禁じ得ないところです。
1980年4月の放送開始から32年足らずで終焉───私自身今まで気付かなかった(というより知らなかった)のでありますが、一つのテレビ番組として結構長いこと継続されてきたんですね。
勿論より長く続いたテレビ番組も存在するでしょうけれども、凄いことのように思えます。
2009年には、それまで約13年間解説役を務めてきた池辺晋一郎が降板し、代わって西村朗(作曲家)が解説役として今日まで務めてきているのはご存じの通り。
で、2009年といえば、かつてNHK-FMにて毎週日曜日の朝方に放送されていた『20世紀の名演奏』も、当該番組放送開始以来のパーソナリティだった音楽評論家・黒田恭一が2009年5月に71歳で病没したことにより、同じく音楽評論家である諸石幸生にバトンタッチされるも、翌年3月に『20世紀の名演奏』という番組自体が終焉を迎えてしまったというのもあったっけ・・・
勿論現在『N響アワー』解説役を務める西村を疫病神扱いするつもりは毛頭ありませんが、『20世紀の名演奏』でパーソナリティが交代した年と『N響アワー』で解説役が交代した年がモロに重なっているものだから、その後の『20世紀の名演奏』の経緯と重ね合わせつつ、あらぬ想像をしてしまいました。
尤もNHK-FMの『20世紀の名演奏』については、当該番組自体が終了となった後、同じ曜日・時間帯にて音楽評論家・諸石の視点でクラシック音楽界に於ける歴史的名演奏をとり上げていく『名演奏ライブラリー』が放送を開始し今日に至っていますが───ちょっと横道に逸れますが、この『名演奏ライブラリー』という番組名、同じくNHK-FMでかつて毎週日曜日朝方に放送され同じく諸石がパーソナリティを務めていた『トスカニーニ・ライブラリー』を彷彿とさせてくれるところがあります。
諸石自身、クラシック音楽界に煌めく名演奏の数々を図書館に所蔵されている蔵書の数々と見立てて一つ一つ紹介していくことが性に合っているということなのだろうか・・・
前記『20世紀の名演奏』と同様、『N響アワー』についても同じ曜日・時間帯に於いて新年度(2012年度)からは『ららら♪クラシック』と称するクラシック音楽系統の新番組に引き継がれることになっています。
この『ららら♪クラシック』ついては、NHK-Eテレの福祉関連番組『ハートをつなごう』等に出演している作家・石田衣良とNHK-FM『名曲リサイタル』進行役の一人でもあるピアニスト兼作曲家(コンポーザーピアニスト)・加羽沢美濃の2人がタッグを組んで進行役を務め、放送回毎に演奏家や作曲家、音楽の生まれた地域(公式には「町」)にスポットを当てつつ番組構成されるのだそうで。
つまりはN響の公演日程と関係なく番組構成及び進行されることになるわけですから、新年度以降、NHKのテレビ地上波からはN響に関連する番組が事実上消滅する格好となります《新年度以降N響と関連する番組はNHK-BSプレミアムの『特選オーケストラ・ライブ』とNHK-FMの『N響演奏会』及び同『ベストオブクラシック』の計3本になります(『N響演奏会』を除く2本については他の演奏家個人・団体による演奏も紹介されている)》。
尤も新番組『ららら♪クラシック』に関しては、既に昨年(2011年)のクリスマス当日(12月25日)夜にそのパイロット版ともいわれるべき番組(タイトルは同じく『ららら♪クラシック』)が放映されており〔ちなみにテーマは「音楽の都ウィーン」〕、そこでの感触から新年度以降に正式な番組として継続して制作されるに至ったとみるべきところでしょう。
なお昨年のクリスマス当日に放映された『ららら♪クラシック』では、テーマに関連する音楽作品の演奏が紹介されたのは勿論のこと、関係するアーティストたちの舞台裏で見せる姿(昨年の場合はウィーン・フィル楽団員たちの昨年秋の来日公演期間中に於けるプライヴェート・ショットなど)も取り上げられていることから、同様の構成にて制作されるものとみられます《というか、そうされることを期待している私…》。
『N響アワー』の今年度限りの放送終了に関連して、私自身ひとつ気になるのは、第5日曜日に当該番組と同じ時間帯に放映されてきている『オーケストラの森』の新年度以降の扱いについて。
この『オーケストラの森』、月により存在する第5日曜日には放映されない『N響アワー』の代替として放映されるとあって、『N響アワー』と一定の関連性を感じるところなのですが〔国内オーケストラによる演奏を紹介するという点で一致していたりするので…〕、現時点では『オーケストラの森』の放送終了の話は聞かれません。
ただ『オーケストラの森』に関しては、第5日曜日の『N響アワー』と同じ時間帯に放映されることを基本としつつ、不定期ながら土曜日の昼過ぎにも放映されたりすること、そして紹介対象がN響以外の日本国内に現存するプロオーケストラであること等を考えれば、恐らくは新年度以降も存続するものとみられます。
新年度以降も存続されるとすれば、NHK地上波テレビ放送から姿を消すことになるN響も紹介対象にされるのだろうか・・・
それはともかくとして、私自身としては、せめて『オーケストラの森』だけは、NHK地上波テレビ放送に於ける唯一のオーケストラ演奏専門番組として存続してほしいと願うばかりです。
何はともあれ、いまは『N響アワー』と比べて内容的に噛み砕かれたものになることが予想される新番組『ららら♪クラシック』に期待してみようと思います。
◎ 参照記事(本文中紹介分を除く)
『3月で終了の長寿番組「N響アワー」の次は、石田衣良が登場!』
『N響アワー / Eテレ』
『ららら♪クラシック「音楽の都 ウィーン」』
《→『Xmasの夜に…「ららら♪クラシック」』(→別頁)》
« JR線直通特急「あさぎり」、小田急60000系「MSE」に間もなく引継──JRダイヤ改正。ヴェール剥がされる時近づく | トップページ | リアルプレーヤー(RealPlayer)、半ばWindowsに依存か──Ver.15。終了には「タスクマネージャ」が必要!? »
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/197671/53910655
この記事へのトラックバック一覧です: 『N響アワー』今年度にて放送終了──放送期間約32年。新年度から『ららら♪クラシック』《『オーケストラの森』は?》:
« JR線直通特急「あさぎり」、小田急60000系「MSE」に間もなく引継──JRダイヤ改正。ヴェール剥がされる時近づく | トップページ | リアルプレーヤー(RealPlayer)、半ばWindowsに依存か──Ver.15。終了には「タスクマネージャ」が必要!? »

ベートーベン
歓喜の歌ドイツ語版(ショパン)
歓喜の歌~ベートーヴェン(混声)

コメント