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ザ・シンフォニーホール、専門学校グループ関連企業に譲渡──朝日放送、2013年末迄運営継続《カザルスHを連想》

 遅ればせながら、新年度「2012年度」最初の記事であります。

 

 更新頻度ガタ落ちの最中、当ブログを3週間以上留守にしてしまいました───ゴメンナサイです。

 

 元々文章作成や読解力を苦手としているあたり、更新頻度を上げていくことは正直容易ではありませんが、ブログ自体の維持のため、或いは存在意義の確保のため、無理のない範囲内で何とか頑張っていきます。

 

 

 「ザ・シンフォニーホール」───関西在住の音楽好きの一人である私自身にとって、馴染み深い存在の一つです。

 

 

 先般、当ブログに於いて、この日本初の音楽専用ホールに京阪線(野江以東区間)からでも直接行けるようになった旨のことを紹介しました。

 

 現在ザ・シンフォニーホールの公式Webサイトに於いては、ホール最寄り駅として、JR福島駅(徒歩約7分)、JR大阪駅(徒歩約15分)などが案内されていますが、2008年10月に京阪中之島線が開業したことで、その終点駅で付近に大阪国際会議場などを擁する中之島が鉄道駅として新たに同ホールへの徒歩圏内に入り〔尤もこのことに気付いたのはつい最近ですが…〕、よって京阪線だけでもホールに足を運ぶことが可能となったわけです。

 

 ちなみに中之島駅(6番出入口利用)からの徒歩所要時間は片道約15分───これは前記で示しているJR大阪駅からの徒歩に係る片道所要時間とほぼ同じ。

 

 京阪線・野江以東からザ・シンフォニーホールへの道中に於いて、京橋でJR線に乗り換える必要は無くなっているわけです。

 

 尤も、現行ダイヤでは、中之島線に乗り入れる電車の殆どが準急以下の種別のものになってしまっていますが、仮に淀屋橋に向かう急行以上の種別の電車に乗ったとしても、京橋に於いて中之島行き電車に乗り換えればいいだけのことです《同一ホーム上で乗り換え出来ます》。

 

 

 ちょっと横道に逸れてしまいましたが、そんな日本初の音楽専用ホール「ザ・シンフォニーホール」が、しかし、地方都市に所在する文化施設(俗に言う”ハコもの”)故の悲しさなのか〔一応カラヤンらに気に入られた存在なんですが…〕、景気低迷の影響を受けて赤字続きであるらしく、同ホールを保有している朝日放送(ABC)では命名権売却などの方策を模索していた様子でしたが・・・

 

 ついに手放してしまうことになったみたいですね。

 

 9日前の去る3月29日、朝日放送は同日に行った取締役会で、医療福祉や音楽、音響技術などの各分野で専門学校を展開している学校法人滋慶学園グループの関連企業の一つで、カルチャー教室運営などを手がける「株式会社滋慶」にホールを譲渡することを決めました。

 

 具体的には、5月11日に「滋慶」と譲渡契約を交わし、9月28日付けで売却する予定としていますが、円滑な継承を期すべく、売却後、2013年末まで朝日放送が「滋慶」からホールを借用する契約(賃貸借契約)も併せて結ぶことにしているのだとか《いわば「期間限定の”上下分離方式”」によるホール運営か…》。

 

 これにより、朝日放送では2013年末までホール運営を続け、現在予定として組まれているコンサート日程に影響はない、としています。

 

 尤も、朝日放送による借用契約が切れる2014年以降のホール運営に関しては、滋慶側が新たに設立する子会社に担当させる意向を表明しており、一部メディアは、現在年80回程度組まれているホール自主公演については規模を縮小しつつ継続する予定だとか。

 

 今回のホール譲渡について、朝日放送側は「放送事業に経営資源を集中する」ためとしている一方、滋慶側は「演奏者や音楽機材エンジニアの育成に活用したい」との考えを示すと共に「ホールの名称や歴史、伝統を尊重しつつ、安定的運営に努める」ともコメントしています。

 

 ホール譲渡を巡っては、教育界から「現場仕様での実習が出来る」と評価する声がネット上に於いて聞こえてきています。

 

 ちなみに、今回の譲渡に係る金額は約5億7900万円(予定)とされていますが、同時に示されている簿価(帳簿価額)23億4500万円と比べてみれば、安く買い叩かれているような気がしないでもない───尤もこの譲渡金額が両者のどちらか一方が主導して決めたのか、知る術を持ち合わせていませんが。

 

 

 今回のような音楽専用ホールが教育機関またはそれに準ずる法人に譲渡されるケースとして、ふと東京・お茶の水に所在する室内楽専用ホール「カザルスホール(現・日本大学カザルスホール)」を思い出します。

 

 「カザルスホール」は1987年に主婦の友社が出資する「お茶の水スクエア」によって建設されたお茶の水スクエアA館の中に造られ、10年後の1997年にはドイツ製のバロック様式オルガンが設置されたものの、日韓共同ワールドカップが開催された2002年に敷地ごと日本大学に譲渡され、名称も「日本大学カザルスホール」に改められました。

 

 しかし譲渡から7年経過した2009年、日大はお茶の水スクエア一帯の大学キャンパスとしての再開発を発表、これに伴って翌年(2010年)3月末を以て「日本大学カザルスホール」は閉館に追い込まれ、ホール本体についてはそのまま取り壊されることなく今日に至っているものの、音楽ホールとしての機能は停止されたままです。

 

 

 今回報じられたザ・シンフォニーホールの譲渡に関して、朝日放送側は「ホールの安定的運営を考えて」決めたとも語る一方、先にも記していますように「自主公演については規模を縮小しつつ継続する予定」としている。

 

 一方、譲受する側である滋慶は実習の場として活用する意向を示すと共に「安定的運営に努める」とも語っている・・・

 

 かつて朝日放送本社社屋や大阪タワー、ホテルプラザなどが集積していた「ABCセンター」の南側に隣接して建つザ・シンフォニーホールは、その後朝日放送本社とその付随施設が京阪中之島駅にほど近い「ほたるまち」エリアに移ってしまった今となっては、朝日放送附設としてはもはや”陸の孤島”的存在。

 

 このことは、譲受する滋慶の側から見ても同じのようです。

 

 ホール周辺には滋慶及びその親玉である滋慶学園グループ関連の施設(校舎など)は見当たらず、実際に授業等で使用する際にはスクールバスによる往復が想定されるところ。

 

 大阪府内に所在する滋慶学園グループの専門学校のうち、ホールと密接に関わってくるとみられる音楽関係或いは音響(放送)技術関係の学校は、現在、西区新町地域と北区の”「南森町駅」から見て西北西方向”地域に所在し、何れもザ・シンフォニーホールから離れています。

 

 しかもそれら2地域のうち、音楽系統の専門学校群が所在する西区新町地域については、学校から北方向の目と鼻の先ほどの距離の所に、かつての大阪厚生年金会館、即ち4月8日オープン予定の「オリックス劇場」が所在し、ポピュラー系だけでなくクラシック音楽系統の公演にも充分堪えうるべく音響設備の改修が行われたと聞きますので、その気になれば、そことフランチャイズ契約を結ぶなりして優先的に授業などで使用することだって不可能ではないはず。

 

 その上、朝日放送側が懸念し今回の譲渡につながった要因の一つにもなっているとされる、竣工してから30年経過することに伴うホール自体の老朽化という問題も避けて通れないところ───楽器の発する生の音色をそのまま聴くことを重視するクラシック音楽に対応すべく、音響面などに最大限こだわって建造されたこの音楽専用ホール自体の維持・管理のための費用負担は、並大抵ではないことは想像するに難くないところ。

 

 景気低迷が長引き、そこへ日本国の債務残高が、ただでさえ財政・金融危機に喘ぐユーロ圏全体のそれより更に多くなっている中、朝日放送の手から完全に離れる2014年以降、果たして何処まで持ちこたえられるのか───そうそう、「少子化」も忘れてはダメでしたね(汗)

 

 他には無い特色ある専門教育を打ち出したりするのは勿論のこと、地方都市に所在する第一級の音楽専用ホールを将来保有するものとして、音楽専門教育に活かしつつ、如何にして育てていけるのか───手腕が問われるところです。

 

 

 本格的なパイプオルガンも備えたザ・シンフォニーホールが、朝日放送の手から完全に離れてからも、音楽界、そして音楽教育界に貢献してくれることを願うのみです。

 

 それと、カザルスホールの二の舞を演じないことも願う・・・

 

 

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コメント

夏のシンフォニーホールの舞台は 暑さで 過酷でした。(ノースリーブでも汗が目に入りそうになる。鼻の周りに汗がたまりメガネがずり落ちそうになる。)赤字経営を知りませんでしたが、6月中旬の冷房エコは演奏家を苦しめるのでダメだと思いました。
来年は5月にドボルザークのレクイエムをシンフォニーホールで上演予定、関西フィルオケ&コア 関西の文化を活性化させるべく頑張ります。 1か月来年は早いので 安心です。(^_^;)

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