第29回「国技館5000人の第九コンサート」開催正式告知・・・第27回公演(2011年)の指揮者・ソリスト等そのまま招請
大阪「1万人の第九」、広島「第九ひろしま」と、各々の公式サイトを次回開催分(今冬開催分)に続々と切替を済ませ、その後も何度かサイト更新をしてきていますが、一昨日(5月28日)になって、東京の「国技館5000人の第九コンサート」公式サイトもようやく次回開催分に更新されました。
尤も、東京「5000人の第九」の場合、大阪及び広島より開催時期が例年2~3ヶ月ほどズレており、募集開始時期も同様に2ヶ月ほど後にズレていることから、今でなくとも7月のうちに次回開催分に切替しても遅くないようなものなのですが・・・
ただ「5000人の第九」の主催者「国技館すみだ第九を歌う会」が独自ドメインを取得して開設している「5000人の第九」公式サイトに於いては、例年、公演が終わるとサイトを更新し、トップページに終演の挨拶や次回開催分の公演期日を載せたりしていたものです《このあたりは記憶を基に書きましたが、間違っていたらスミマセン…》。
ところが今年の場合、去る2月26日(日)に第28回公演として開催されたあと一度もサイト更新されず、既に終了した第28回公演に係る「会員募集」チラシ表面に「募集は終了しました」との文言を載せたPDF文書が終演後約3ヶ月間にわたり掲載されたままの状態が続きました。
当然、来年(2013年)に公演は行われるのか否かも約3ヶ月間発表されないままとされていましたが、そんな中、一部の合唱出演者が自らのブログサイトの中で来年も「2月24日(日)」に開催される旨のことを独自に発表、一定の安心感のようなものを感じました。
そして一昨日になって「5000人の第九」公式サイトのほうも更新され、来年の開催を正式に告知してきました。
だが、その更新された公式サイトのトップページを初めて見た時、思わず目が点に───そして直後、この独自ドメインを取得して開設された公式サイトが閉鎖されたかのような印象を受けるようになりました。
何しろ、それまで創始以来の歩み一覧や練習日程表などのコンテンツを抱えてきていたものが、今回の更新によって、トップページだけを残して削除されてしまったものですから・・・
その唯一残るトップページも、テキスト(文字)が並んでいるだけで、バックグラウンド部分も含めて一切の画像の掲載が無い。
近々サイト自体が閉鎖され削除されるような印象を正直抱きました。
そして墨田区Webサイトに統合(吸収)されて公式サイト自体は消滅する───そんな想像もしたりしました。
せめて、トップページだけ残すにしても、例えば今年開催された「5000人の第九」第28回公演の全体写真画像を壁紙としてバックグラウンドに貼り付けるだけでも、サイト訪問者に与える印象は違うと思うのですけれども・・・
サイト閉鎖を思わせるが如くのうら寂しげな格好にはなっていますが〔人によっては「エラーメッセージ”Not Found (HTTP 404)”」とも間違えられるのかな…〕、これによって来年も開催されることが正式に告知された格好にもなっています。
29回目を迎える来年の「国技館5000人の第九コンサート」は、先だって一部の合唱出演者が伝えていたとおり〔というか前記の通り〕、来年(2013年)の2月24日(日)に開催予定───このあたりは、例年通りのパターンになっています。
来年開催分のテーマは「明日への希望」としており、公演後半の第2部に組まれているメインの「第九」演奏に於いては、指揮者及びソリスト陣とも昨年開催分(2011年→第27回公演)のメンバーをそっくりそのまま迎え入れる格好となっています《具体的な陣容を下記にて表示》。
ソプラノ:佐藤しのぶ アルト:坂本朱《メゾソプラノ歌手》 テノール:錦織健 バリトン:福島明也 指揮:松尾葉子 |
管弦楽に関しては、今年開催分では初めて東京フィルハーモニー交響楽団を迎え入れましたが、来年開催分では、地元・墨田区のフランチャイズオケであり、昨年開催分までの「5000人の第九」に於ける常連でもある新日本フィルハーモニー交響楽団に再度任せることになっています。
ということは、今年初めて迎え入れた東京フィルとは”反りが合わなかった”ということなのだろうか───まぁ本当のところは定かで無いですけどね。
なお、余談になりますが、来年開催分に於いてテノール独唱を務めることになっている錦織健に関しては、ご存じの方もおられると思いますが、今冬の「第九ひろしま」(第28回公演→”第九ひろしま2012”)に於ける「第九」ソリスト陣にも名を連ねています《ちなみにその今冬「第九ひろしま2012」ソリスト陣のうち錦織を除く3人は全員外国人歌手》。
唯一残るトップページに記載されている募集概要によると、「国技館5000人の第九コンサート」来年開催分(第29回公演)に係る合唱団員(「国技館すみだ第九を歌う会」会員)募集は、来る8月1日から開始されます。
そして、7月下旬、つまり大阪「1万人の第九」今冬開催分(第30回公演)に係る合唱参加応募者に対する抽選当落結果発表時期ぐらいに、より詳細な募集要項が発表されると共に募集チラシ配布が始まる模様です。
今年の「5000人の第九」に合唱出演した方々に対してはDMの形でチラシ等の送付が為されるみたいですが、それ以外で合唱参加応募(というか入会)を検討している人に対しては、7月下旬以降に資料請求してほしいと主催者は呼びかけています。
今はテキストのみの極簡素な姿を見せている「5000人の第九」公式サイトでありますが、募集チラシの配布が始まるとされる「1万人の第九」合唱参加応募者に対する抽選結果発表時期ぐらいには更新されることでしょう───その際には、その公式サイト上から主催者側宛てに資料請求などのメールを送信出来るようになっているのかもしれません。
とりあえず、関西住まいの私としては、今は「1万人の第九」のことを気にかけたほうがよさそうかな…
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はじめまして。
ふと、国技館の第九に参加してみたいな
楽しそうだし。
でも、合唱やったことないし
どうだろう?
とおもって
いろいろ見てたらたどり着きました。
初心者のかたって
結構いるのでしょうか?
投稿: みんくる | 2012年6月 9日 (土) 21時21分
みんくるさん、こんばんは。
1ヶ月以上お待たせしてしまい、申し訳ないです。
「5000人の第九」を初め、同類にあたる「1万人の第九」(大阪)や「第九ひろしま」(広島)も然りですが、毎回、「第九」初心者の方も少なからず存在するみたいですよ。
「5000人の第九」の場合、国技館が所在する東京・墨田区内に於いて、例年開催前年の9月頃から、概ね毎週レッスンが開かれていますので、初心者の方は先ずそのレッスンを受講することになります《尤もレッスン会場として使用されるのは、国技館ではなく、国技館の近くに建つ江戸東京博物館内ホール等となりますが…》。
今年(来年開催分→第29回公演)も8月頃から合唱団員募集(というか「会員募集」)が始まるみたいですので、その際に不明な点等があれば主催者側に問い合わせるなりした上で、一度挑戦してみては如何でしょうか。
投稿: 南八尾電車区 | 2012年7月21日 (土) 02時42分
ありがとうございます。初心者の方いるんですね。
少し安心しました。
サイト更新されたら
問い合わせてみようと思います。
投稿: みんくる | 2012年7月23日 (月) 07時38分
みんくるさん、こんばんは。
今は何故か『しょうじの部屋』と称していますが、8月に入る前後ぐらいには本来の姿に戻る(というか「5000人の第九」公式サイトとして本格始動する)と思いますので、マメにチェックされることをオススメします。
初心者であっても”やれば出来ます”。
頑張ってくださいね。
投稿: 南八尾電車区 | 2012年7月23日 (月) 23時52分