レッスン日程及びレポートの公開取り止め──「サントリー１万人の第九」合唱指導者･有元正人氏､今年(2012年)から

　９月・・・

　１年のうちの３分の２を終えたことになるわけですね。

　ここのところ、インターネット回線の乗り換え等で悶々とし続ける毎日を送ってきていることもあり、ただでさえ文章を綴るのが苦手な私自身〔嫌いではないけれど…〕、益々ブログから遠ざかってしまっています。

　今年で丁度30回目を迎える大阪の「サントリー１万人の第九」に係る合唱団員募集で落選の憂き目にあったことも、ブログ執筆から遠ざけるファクターの一つになってしまっているのかも知れません───まぁ周囲の人々の耳には、言い訳に聞こえてしまうのかも知れませんが。

　で、その大阪「１万人の第九」に纏わる話を一つ。

　既にご存じの方もおられるかと思いますが、現在も「万九」合唱指導者団の一員（次長級？）としてレッスンの現場で合唱参加者への指導にあたっているバリトン歌手の有元正人氏が、自ら開設しているＷｅｂサイト『有元正人のホームページ』に於いて、同サイト内にて昨年開催分（2011年→第29回公演）まで行ってきた自身担当クラス等のレッスン日程発表及び現場写真を伴うレッスン・レポートを今年（2012年）以降原則取りやめることを表明しました。

　その理由として有元氏は「様々なＳＮＳ等に於いて（自分自身の？）顔写真が公開されており、（自分と共に）写っている人に迷惑がかかるといけないので」と話しています。

　過去に有元氏が担任するレッスンクラスにて指導を受けたこともある私としても、この発表に初めて接した際には正直とても残念に感じたものです───尤も、インターネットという空間が常に世界中の人々からの視線に晒されているところであることを考えれば、今回の先生の判断はやむを得ないことのようにも思えますが。

　９月に入り、今冬の「万九」本番に向けてのレッスンがクラス単位で順次開講されてきている中、有元氏も、合唱指導者団の一員として、間もなくレッスン会場にて教鞭を執ることになるでしょう。

　「隣のビアガーデン」などと発声練習する光景が今も頭の中に焼き付いている私自身───暫しの間、先生の授業の想い出に浸っていようと思います。

　そして、あと１ヶ月ほどすれば公演チケットが前売りされる───頭の切替も忘れないでおこう。

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