小澤征爾が長野と世界5大陸の各合唱団を指揮する地球規模の「第九」・・・1998年長野冬季五輪開会式の終わりに
私自身、年の暮れの楽しみの一つとしている、NHK交響楽団(N響)によるベートーヴェン「第九」演奏会のチケット一般前売が本日(10月3日)からいよいよ始まります。
今年の”N響第9”でタクトを執るのはドイツ=シュトゥットガルト出身の指揮者ヘルムート・リリング───どちらかといえば”合唱指揮者・音楽教育家”として知られている様子ですが、バッハの作品を中心にオーケストラの指揮も手がけています《ちなみに彼は、佐渡裕と同じく、かのレナード・バーンスタインにも師事しています》。
「バッハ作品を中心に手がけている」とくれば、今冬の”N響第9”はオケのメンバーをうんと絞るつもりだろうか・・・それこそ延原武春率いる日本テレマン協会(コレギウム・ムジクム・テレマン)による「100人の第九(現「第九 de ハレルヤ」)」をイメージしてしまいそうなところですが〔「100人の第九」の”100人”はオケ・合唱・ソリストを合わせた総員で100人であることを指す〕、今回起用されている、オール外国人歌手によるソリスト陣4人の各人プロフィールを眺めている限りでは、まぁ舞台に乗せる楽団員の人数を極端に絞るようなことは為されないのかな、とも思うようになってきている私自身です《何しろ”N響第9”公演会場となっているNHKホールは座席数3601(可動席201含む)を誇る巨大ホールですから…》。
なお、ご存じのように、”N響第9”自体は、例年、NHKのFM放送、BS放送、そして地上波放送と順繰りに放送されてきていますので、現地に聴きに赴かなくとも自宅などで愉しむことが出来ます───まだ2ヶ月以上先の話になりますが、今年も忘れずラジカセに予約録音のセットをしなければ…
さて今回は、先日実施した、当ブログに於いてこれまでご紹介してきましたベートーヴェン「第九」演奏動画に対する一連の現況確認作業───ここのところ中断してしまっていますが(自爆)───に於いて、新たに1件の「第九」演奏動画について変動を確認出来たことにつき、この旨お伝えすることも兼ねて、改めて紹介していこうと思います。
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