指揮者の小澤征爾が先月の16・17両日に東京で行われた新日本フィル主催公演に出演したものの、その東京に於ける公演の終了後に体調不良を訴えたため、この後に予定されていた同フィルによる大阪市(5月19日)と津市(5月20日)の2都市に於ける地方公演が中止となり、さらにその体調不良の原因は「椎間板ヘルニア」と判明してからは約1ヶ月間治療に専念することを発表、これに伴って自らが音楽顧問兼指揮者を務めている水戸室内管弦楽団の5月28日(水)から30日(金)にかけて開かれていた定期演奏会への出演をキャンセルした他、その後行われている同楽団のヨーロッパ公演への同行出演もキャンセル・・・
現在なされている報道によれば、7月21日から8月2日にかけて横浜を初めとする全国5カ所で開かれる予定の「小澤征爾音楽塾」には予定通り指導者として参加することにしているそうで、よってその後に開かれる長野県松本市に於ける「サイトウ・キネン・フェスティバル松本」にも予定通り参加するものとみられますが、ここまで精力的に動いてきていることですし、加えて年齢に伴う体力の衰え等も出てきているみたいですので、しっかり治療を受け、1日も早く元気な姿をファンの前に見せてほしいところです。
その小澤征爾、実は昨年の大晦日から今年の正月にかけては中国の首都・北京に滞在していて、北京市内で開かれた「北京新年音楽会」(北京ニューイヤーコンサート)に出演していました。
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